各球団、カジノ対応に追われる オリックス山岡投手の利用発覚で
プロ野球オリックスの山岡泰輔投手が過去にオンラインカジノを利用していたことが発覚したことを受け、各球団は22日、他に利用者がいないかどうか調査を進めるとともに、再発防止へ注意喚起するなど対応に追われた。
オリックスは宮崎市でのソフトバンクとのオープン戦前に選手に事実関係の説明を行った。湊通夫球団社長は「過去の話とはいえ、プロ野球選手として反省しないといけない。残念な気持ち」と沈痛な表情だった。
広島では鈴木清明球団本部長が22日、改めて選手に注意喚起し「何があっても駄目、という話をした」と語った。阪神の嶌村聡球団本部長は「われわれも重く受け止めてやっていく」と硬い表情で語り、啓発活動を続けていくとした。
日本野球機構(NPB)は12球団に対し、オンラインカジノの利用は違法行為に当たることの周知徹底や、過去に利用者がいる場合は自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請。NPBは「全球団からの報告がまとまり次第、当組織および各球団で適切に対応してまいります」としている。





