広島 チーム関係者全員にコンプライアンス違反の注意喚起 鈴木本部長「そういうものがあれば申し出てくださいという話をした」
広島の鈴木清明球団本部長が22日、オリックス・山岡泰輔投手のコンプライアンス違反疑いを受けたNPBからの要請で、広島のチーム関係者全員に注意喚起と違反の疑いがある行為をした者は申し出るように伝えたことを明らかにした。
NPBからの要請を受けて、すでに19日にチーム関係者へ伝達していた中、オリックス・山岡のオンラインカジノが明らかになり、この日の朝にもう一度、注意喚起と違反の疑いのある行為をしたものは申し出るように伝えたという。
鈴木本部長は「とにかくそういうものがあれば違法ですからと。申し出てくださいという話をした。なにがあってもダメですよという話。今後何か分かれば刑事事件にもなるから、そういう話をした」とコメント。現時点でのチーム内からの申告者については、「それについては言わない。いずれ12球団で、一定の時期になった時にまとめて。もしあれば報告して、調査をします」とした。
オリックスは21日に山岡泰輔投手がコンプライアンス違反の疑いがあることを公表し、当面の間、プロ野球選手としての活動を自粛することを発表。この事態を受けて、NPBは「12球団に対して、所属選手及び監督、コーチ、スタッフなど関係者にオンラインカジノの利用は違法行為にあたることを各球団内で改めて周知徹底するよう求めたほか、当該球団に向け、過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請しました」という声明を出していた。





