ヤクルト・沢井 初開幕スタメンへアピール弾 すり足打法でV2ラン「ハードに当たった」

 「練習試合、ヤクルト4-1広島」(15日、ANA BALL PARK浦添)

 プロ3年目の長距離砲が初の開幕スタメンへアピール弾だ。ヤクルト・沢井廉外野手(24)がチームの今季初実戦となった練習試合・広島戦(浦添)に「4番・左翼」で出場。八回に勝ち越し2ランを右翼へ放り込んだ。

 益田の143キロ内角直球を捉え、「ハードに当たったなという感じ」と振り返った。昨季までのバットを立てて右足を上げる長打狙いから、バットを寝かせ重心を低くしたすり足の打撃フォームに変更。昨季中にサンタナから「足を上げなくても柵を越えればホームラン」と指摘され、「足を上げて勢いを使わなくても十分だなと思った」と改造を決めた。

 「コンタクト率と結果にこだわっていきたい」と沢井。その延長線上にあるのが本塁打だ。体調管理のために趣味の筋トレを断っている男が、新たなスタイルで進化する。

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