ヤクルト石川、フリー打撃で登板 最年長45歳、着々と調整
現役最年長の45歳、ヤクルトの石川が着実に歩を進めている。14日に沖縄・浦添キャンプでフリー打撃に初登板し、打者6人にテンポよく緩急付けて計28球を投じた。オスナに左越え本塁打を浴びたが「ちゃんと打者に投げることが大事」と冷静に振り返り、今後予定されているシート打撃での登板へ「そこに対する準備はできた」と前向きに話した。
あと14勝とする通算200勝の目標がモチベーションとなっている。「そこがあるからこそ頑張れている。まだまだやるんだぞ、うまくなるんだぞ、という気持ちでやりたい」。長年決め球としてきたシンカーも、握り方を試行錯誤してさらに改良しようとしている。
昨季は1勝に終わり、先発枠を勝ち取るにはアピールが求められる立場だ。「戦力として見ている。ぜひ競争に勝ってほしい」と高津監督。チームが課題とする投手力強化へ、大ベテランの奮起に期待がかかる。





