巨人 田中将大が初ブルペンで好感触連発「すごい収穫だった」「全然違う。めちゃくちゃいい」フォーム改造に手応え
「巨人春季キャンプ」(3日、宮崎)
巨人の田中将大投手が今キャンプ初めてブルペン入り。捕手を立たせて36球を投じ「良かったです」と好感触を口にした。
キャッチボールの状態が良かったため、急きょブルペン入り。「練習しているようなことと同じ感じに投げられたので、すごい収穫だったと思います」と手応えを口にした。
キャンプ前に数回、ブルペン入りしたが「全然違います。投げてる感覚が全然違います。めちゃくちゃいいです」と田中将。久保康生巡回投手コーチと二人三脚でやっているフォーム改造に光明を見いだし「しっかり自分のものにしたい」と語った。
今キャンプでは初日から久保コーチのもと、フォーム修正に取り組んだ。2日目までネットスローでしっかりと体重移動などを確認。きっちりと段階を踏み、感触がよかったことからブルペンでの立ち投げを敢行した。
「最後、何球かちょっと力を入れて投げたりしましたけど、ぜんぜんまだまだ体の使い方を覚えこましていかないといけない。結果、力んでもしょうがないので、力感がない状態でボールは行かせたい」と田中将。日米通算200勝へあと3勝。確かな光明が見えた初ブルペンだ。
終了後には久保コーチにチューブで体を引っ張ってもらいながらのネットスローも行った。地道な練習を反復し、体に染みこませている右腕。この日、キャンプ地を訪れた松坂大輔氏からは「インタビュー受けただけなんで(笑)」と言いつつも、激励を受けたことを明かしていた。