田中将“巨人初登板”プラン明かす 2月下旬の実戦視野 フォーム改善が最優先「焦らずに」
「巨人春季キャンプ」(2日、宮崎)
巨人に新加入した田中将大投手(36)が午前練習後にトークショーに参加し、キャンプ中の実戦登板プランを明かした。
「投手コーチにも話していますが、2月の最後の方に1試合でも投げられれば、開幕に入って行くという意味では理想」
那覇に場所を移している2月末には、22日にDeNA戦、23日に広島戦、24日にロッテ戦が予定されている。順調であれば、どこかで“巨人初登板”となる可能性もある。
ただ「進み具合によって変わるだろうし、焦らずに」と田中将。現在取り組んでいるフォーム改善が最優先だ。この日も2日連続で久保巡回投手コーチの助言を受けながら約30分間、ネットスローに注力。体の縦振りを意識づけるため、投げ込むネットに正対し、左側手前にもう1枚置いたネットに「隠れる意識」で113球を投げ込んだ。
「手応えは連日感じています」と充実の表情。G党に頼もしい言葉を伝えた。「今取り組んでいることがモノになれば“いける”と思いますので、一つでも多くチームに勝ち星を持ってこられるよう頑張りたい」。納得の形で“デビュー戦”を迎える。



