優勝に一番近いのはどの球団?徹底補強の巨人がリーグ連覇か ソフトバンクを倒すチームは 2025年シーズンを占う
ポスティングシステムを利用していた中日・小笠原がナショナルズと2年契約を結んだことで、今オフに同システムを利用した選手、FA宣言選手の去就が全て決定した。キャンプインまで1週間、2025年シーズンで一番優勝に近い球団はどこなのだろうか。
リーグ連覇を目指す巨人は、FAでソフトバンク・甲斐拓也捕手、楽天を自由契約になった田中将大投手、中日を自由契約になったライデル・マルティネス投手を獲得するなど補強に余念がない。
リーグ連覇を逃した阪神は青柳がポスティングでフィリーズに移籍するが、ヘルナンデスら新外国人3選手を獲得。大山が国内FA権を行使したが、最終的に残留を選択したことが大きい。昨年は佐藤輝、森下を含めた主軸トリオが不振で2軍落ちする事態に陥っただけに、佐藤輝-森下-大山と並びが変わる打線の奮起が大きな鍵を握る。
3位から下克上で日本一に輝いたDeNAは浜口とのトレードでソフトバンクから三森を獲得したが、これまでに目立った補強はない。
昨年、急失速で優勝を逃した広島は、ファビアン、モンテロの新外国人野手を獲得。昨季7勝、通算71勝の九里がオリックスにFA移籍したこともあり、その穴埋め作業も不可欠だ。
ヤクルトはFAで楽天から茂木を獲得したが、ランバート、バウマンの新外国人投手が課題の投手力をどこまで押し上げられるか。チームを引っ張ってきた青木が引退しており、統率力のある選手の台頭も必要だろう。
球団史上初となる3年連続最下位に沈む中日は、守護神のマルティネスに加え、先発左腕の小笠原もポスティングでナショナルズに移籍が決まった。昨季3Aで3割、30本塁打を記録したボスラーが加入する打線は、いかに得点力不足を解消できるか。
昨季パ・リーグ優勝チームのソフトバンクは、正妻・甲斐の巨人移籍に加え、石川もFAでロッテに移籍した。一方で元日本ハムの上沢を獲得し、トレードで前DeNAの浜口、現役ドラフトでも上茶谷を獲得。扇の要は一朝一夕で一人前になるものではないだけに、ポスト甲斐が鍵を握りそうだ。
昨季2位と躍進した日本ハムはFAで中日から福谷を獲得したが、際立つような補強はない。
ロッテはなんといっても佐々木朗希の流出が痛い。昨季プロ入り初の2桁勝利を挙げるなどしたが、その穴をFA移籍した石川柊が埋められるか。
楽天は自由契約となった田中将大が巨人、FAで茂木がヤクルトに移籍した。ドラフト1位の明大・宗山がどこまでチームに火をつけられるかみどころだ。
オリックスは広島から九里を獲得。登板間隔を詰めても問題ない投手なだけに、昨季5位からの反撃に注目だ。
歴史的低迷にあえいだ西武は前オリックスのセデーニョ、元エンゼルス監督のフィル氏を父に持つメジャー通算12本塁打のネビンを獲得した打線が、どこまで得点力を上げられるか。
セ・リーグは昨季優勝した巨人のあくなき補強が際立っており、リーグ優勝に一番近い位置にいると思われるが、連覇を逃した阪神のリベンジ、昨季日本一から27年ぶりのリーグ優勝を狙うDeNA、9月首位からの大失速で4位に沈んだ反省を広島が生かせるか。
パ・リーグでは覇者・ソフトバンクの戦力ダウンは否めないと思われ、就任4年目を迎え、新庄野球の浸透が見られる日本ハムの悲願達成となるか。ここから先、新外国人を中心とした戦力補強はさらに進むと思われ、各チームが頂点を目指して戦力を整えていく。




