小笠原慎之介 中日への譲渡金は約1億円 ナショナルズと2年350万ドルでメジャー契約 日本人選手の所属は球団20年ぶり 米報道
米大リーグ、ナショナルズは24日(日本時間25日)、中日からポスティングシステムを使ってメジャーへの移籍を目指していた小笠原慎之介投手と2年契約で合意したと発表した。背番号は「16」に決まった。
AP通信によると、契約は2年350万ドル(約5億4000万円)。年俸は1年目が150万ドルで、2年目が200万ドルとなり、中日には70万ドル(約1億円)の譲渡金が支払われる見通しだと報じた。
小笠原は交渉期限終了の3時間前にナショナルズとの合意が発表された。チームは19年のワールドシリーズ制覇後、低迷期に入っており、4年連続最下位となるなど再建中だ。ロースターは27歳前後の選手が多く、左腕は先発3、4番手の位置づけになるとみられる。
ナショナルズは05年から首都ワシントンDCを本拠とし、日本選手に最も馴染みのない球団の一つ。日本選手がプレーするのは前身のエクスポスを含むと、伊良部秀輝(00、01年)、吉井理人(01、02年)、大家友和(00~05年)に続き、20年ぶり4人目となる。




