楽天・今江監督が1年で退任 CS争い勝負どころ勝てず、2年契約も球団が来季続投要請せず 後任候補に三木2軍監督ら

 場内を一周し、スタンドの声援に応える今江監督
 今季最終戦を終え、ファンにあいさつする今江監督(左から3人目)
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 楽天は今江敏晃監督(41)に、来季の続投を要請しない方針であることが、9日分かった。後任については内部、外部問わず選定するため未定だが、20年に指揮を執った三木肇2軍監督(47)らが候補に挙がっている。

 今江監督は就任1年目となった今季、エースの則本を守護神に配置転換するなど、独自の色を出した。序盤は苦しんだものの、6月には球団史上初となる交流戦優勝を成し遂げた。粘り強い戦いを続け、最終盤までCS争いを演じるも、勝負どころで勝てず3年連続の4位に終わっていた。

 大きな補強もなく、現有戦力での戦いに評価もある一方、選手起用や作戦面で、チーム内から疑問の声が上がることもあった。球団としては総合的な判断を下し、2年契約の1年目を終えて、続投要請をしない方針となった。

 今江監督は楽天で現役引退後の20年から、育成コーチに就任。その後、2軍で打撃コーチを務めていた23年途中から1軍打撃コーチになると、今季から監督に就任していた。

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