周りの投手が続々と引き揚げる中、一心に左腕を振った。ソフトバンクの大関は10日、宮崎キャンプで3度目のブルペン入りし、100球を投げ込んだ。力強い球で何度も捕手のミットを鳴らし「指のかかりとかが良かった。まだ状態は上がりそう」と汗を拭った。
中田投手コーチらに、左右の打席に立ってもらいながら際どいコースを突く。「変化球を多めに」と、スライダーを多投して精度を確認。70~80球の予定だったそうだが余力があり、ここまでで最多の球数を重ねた。
昨年のキャンプでは、初日に投球練習で151キロを計測。早々と体を仕上げ、自身初の開幕投手をつかんだ。