DeNA ドラフト1位・度会が仮契約 契約金1億円、年俸1600万円の最高条件に「判子を押す喜びを知った」
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DeNAからドラフト1位指名を受けた度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が22日、横浜市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金は1億円、年俸1600万円。ファンの笑顔のために「全力プレー」を誓った。(金額は推定)
晴れやかな表情で度会は登壇すると、「ベイスターズカラー」と笑う真っ青なスーツを見せた。仮契約を終え、「自覚と責任が増した。判子を押す喜びを知った」と話し、「ベイスターズのファンは温かい。笑顔にできるようにやるだけ、全力プレーでやりたい」と表情を引き締めた。
横浜高時代は悔しい指名漏れでプロ入りが叶わず、進んだ社会人の道で力をつけた。今ドラフト会議では3球団から1位指名を受けるほどの選手に成長。度会は「一度は消えた夢だったが『絶対に自分ならできる』という思いを切らさずにやってきた」と直後の喜びを話していた。
父は現役時代にヤクルトの内野手として活躍した博文さん。ドラフト後には「休んでいる暇はないぞ」と声をかけられたという。今でも憧れである父の背中を追い、いつか追い抜いてみせる。