日体大が快勝で8強入り プロ志望の大型右腕・箱山が5回1安打無失点の好投「プロで活躍するためにはあくまで通過点」

 力投する日体大・箱山優(撮影・三好信也)
 2回、先制の右越え2点本塁打を放つ日体大・中島優仁(撮影・三好信也)
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 「明治神宮大会・大学の部・1回戦、日体大7-2中部学院大」(15日、神宮球場)

 6年ぶり13回目の出場となった関東五連盟大二代表・日体大が2年ぶり5回目の出場の北陸・東海三連盟代表・中部学院大に快勝し、8強入りを決めた。先発の箱山優投手(3年・日体大柏)が5回1安打無失点、6奪三振の好投。「真っすぐに合っていなかったので割り切ってストライクゾーンに投げるだけでした」と好投を振り返った。

 身長185センチから投げ下ろす直球に力があった。5つの四球を出すも無失点。「自分で苦しんでしまった。力んでましたね」と反省も忘れなかった。

 最速148キロ右腕の目指す場所はプロの世界だ。神宮大会という大舞台でも動じない。「プロで活躍するためにはあくまで通過点」と先を見据える。

 1年後のドラフトへ「球速をもっと上げれば同世代の良いピッチャーたちに食い込める。まずは150キロを投げたい」と目標を口にした箱山。プロ志望の大型右腕が17年以来の神宮大会制覇へ重要な1ピースになる。

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