オリックス・東 “上着ハプニング”ものともせず「待たせるのもアレやったんで」めちゃ大物!?日本S初勝利&不敗神話継続

 5回、出塁しウインドブレーカーがうまく着られず諦めた東(撮影・金田祐二)
 5回を投げ終え、若月(右)と笑顔を見せながらベンチに戻る東(撮影・中田匡峻)
 中嶋監督(右)とタッチを交わす東(撮影・中田匡峻)
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 「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-5オリックス・バファローズ」(31日、甲子園球場)

 オリックスの先発・東が5回1失点で育成選手出身としては球団初の日本シリーズ先発勝利をマークした。

 序盤から150キロ超のストレートを軸に、落差の大きいチェンジアップを駆使した。二回に1点こそ失ったが、バックの守りにも助けられて最少失点で切り抜けた右腕。すると1点を勝ち越した五回に思わぬハプニングが待っていた。

 1点を勝ち越した五回、なおも1死一塁から投前へバントを転がした東。これを伊藤将が二塁へ悪送球し、出塁した直後だった。

 ベンチから上着が一塁ベースへ運ばれたが、フードがついたパーカタイプだったため、審判員2人から説明を受け使用禁止を告げられた。「僕は着ないつもりやったんですけど、なんか(ベンチが)着ろみたいになって。フードがついてたらダメだったらしくて」。慌ててベンチから別のグラウンドコートが運ばれたが「サイズが小さかった」と東は袖を通すことができず。最終的に苦笑いで「もう待たせるのもアレやったんで」と一塁ベースコーチの田口コーチに手渡した。

 スタンドはザワザワ。それでも2死後、宗の右中間二塁打で「人生で一番足速かったかなと思う」と一塁から一気にホームを駆け抜けた。五回の投球でも影響を感じさせることなくスコアボードにゼロを刻んだ右腕。シーズンから続く無敗神話は継続となったが「運が良いのか、たまたまたなのかわかんないですけど、継続できるように。行けるとこまで行こうかなと思います」と力を込めた。

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