楽天 悔し4位 本拠地で完封負け 石井監督が謝罪「申し訳ありませんでした」

 「東北楽天ゴールデンイーグルス0-5千葉ロッテマリーンズ」(10日、楽天モバイルパーク)

 投打で力を発揮できずに終戦となった。楽天はロッテとの直接対決で完敗。借金1で、2年連続でのシーズン4位フィニッシュとなった。石井一久監督は、試合後のセレモニーであいさつ。「みなさんをCSにお連れすることができず、申し訳ありませんでした」とファンへ謝罪した。

 「苦しい時を過ごしました」。指揮官が振り返るように、今季は開幕直後から浅村、島内ら主軸の不振が続き、チームとしてつまずいた。借金は最大13まで膨らみ、一時は最下位に沈んだ。

 それでも小郷、村林ら、出場機会のなかった野手が台頭。投手ではルーキーの荘司がローテの一角として活躍するなど、徐々に投打がかみ合い7月には8連勝を記録。夏場から一気に巻き返した。

 ただ、最後の決戦で一歩及ばず、2年連続のBクラス。石井監督は「この一戦の悔しさを晴らすために一生懸命やっていきます」と誓った。また、今季が複数年契約の最終年となっているが、来季については未定とした。

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