仙台育英・橋本 清原超えで連覇だ!夏の甲子園通算最多安打まであと4「一番大事な1打席目」
「全国高校野球選手権・決勝、慶応-仙台育英」(23日、甲子園球場)
23日の決勝を前に仙台育英、慶応の両校が西宮市内で最後の練習を行った。仙台育英のトップバッターを務める橋本航河外野手(3年)は史上7校目の大会連覇へ決意を新たにしつつ、清原和博氏が持つ選手権大会の通算最多安打更新に意欲をみせた。
史上7校目の夏連覇へ、準備万全だ。準決勝を完封した慶応・小宅の投球をiPadで確認しながら行われた打撃練習ではスタンドインする打球が多数。各選手、順調な調整ぶりを伺わせた。
今大会5試合で46得点の好調な打線を引っ張るのは全試合で1番に座る橋本だ。5試合中4試合で初回に出塁し、打線の火付け役として機能している。「これまでの試合でも一番大事な1打席目になってくる。しっかり準備してマックスの力を持ってきたい」と決勝も初回からチームに勢いをもたらす覚悟だ。
大記録にも近づいている。夏の選手権大会の通算安打数は23本で歴代4位。1位のPL学園・清原和博の27本まであと4本だ。「清原さんは素晴らしいバッター。あわよくば超えられるように」と記録更新に意欲を示した。
個人記録に注目が集まるが、橋本が求めるのはチームの勝利だ。「記録のことはあるんですけど、チームが勝つことを大事にして、貢献できるようなバッティングをしたい」。22日に発表されたU-18日本代表にも選出された安打製造機はチームのためにバットを振る。
決勝で立ちはだかるのは慶応だ。センバツでは延長十回タイブレークの末に破った相手だが、油断はない。主将の山田脩也内野手(3年)は「一つ一つ(アウトを)積み重ねて、去年みたいな最高の景色を全員で見に行きたい」と言い切った。東北勢初優勝を果たしてから1年。新たな偉業達成まであと1勝だ。



