「淡路島から甲子園へ行けると伝えたい」津名 佐藤秀生投手が完投で東洋大姫路下す
「高校野球兵庫大会・5回戦、津名6-2東洋大姫路」(21日、姫路ウインク球場)
津名が夏の甲子園優勝1度の名門・東洋大姫路を下し、準々決勝に進出した。
先発した背番号「5」の佐藤秀生投手(3年)が10安打を浴びながらも要所を締め2失点に抑え完投。「今日はストレートがよかった。東洋大姫路は強くて、プレッシャーもあるがやってやろうと話していた」と気力で上回った。七回に四球が絡み3安打で2点を失ったが「打線が調子いいので、この後打ってくれる」と流れを渡さなかった。172センチ、84キロのがっちり体形で西武・平良海馬投手を手本にしたパワー投球が持ち味だ。
扶川貴則監督は「うちは淡路島のチームで唯一ベスト8に残ったので、甲子園へ向けて頑張らせたい」と気合を入れた。少年野球がさかんな淡路島だが「選手の他地域への流出が止まらないので、うちが勝つことで淡路島に残ってくれる選手が増えれば」とも語った。佐藤も「僕たちが頑張ることで、淡路島から甲子園へ行けるんだと伝えたい」とうなずいた。
同校OBでオリックスの左腕・村西良太投手からは、大会中に関係者を通して栄養ドリンクが差し入れられた。「飲んだら調子が上がった」と佐藤は大喜び。先輩の活躍もパワーに替えている。準決勝は明石商と対戦。「浮つかず、謙虚な野球をしたい」と必勝を誓った。
◆佐藤秀生(さとう・しゅうせい) 2005年6月22日生まれ、18歳。兵庫県出身。172センチ、84キロ。右投げ右打ち。内野手、投手。多賀小2年の時にいざなぎ少年野球クラブで軟式野球を始める。一宮中時代は軟式野球部所属。津名では1年夏からベンチ入り。




