DeNA・バウアー 6回激怒の理由を釈明「特別、誰かに腹が立ったというのではない」「優勝する野球ができていなかった」

 試合終了後、観客に帽子を取ってあいさつするバウアー(中央)=撮影・佐藤厚
6回、高橋周を投ゴロに打ち取り、吠えるバウアー(撮影・佐藤厚)
 中日と引き分け、ファンにあいさつするバウアー(中央)らDeNAナイン
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 「DeNA2-2中日」(1日、横浜スタジアム)

 DeNA先発のバウアーは6回で被安打10ながら2失点にまとめたが、6勝目はお預けとなった。

 この日は内野陣がミスを繰り返し、判定にもいら立つ姿があった。感情が爆発したのは六回2死一、二塁で岡林に二塁内野安打を許した場面。二走、三走を挟殺プレーに持ち込んだが、内野陣が手こずりアウトにできず。拙守で2死満塁とピンチが続いた。まさかの展開にバウアーは激怒し、何度も絶叫した。

 試合後、バウアーは六回に激怒した理由を釈明。「一番は状況に対して腹が立った。特別、誰かに腹が立ったというのではなく、しいていえば自分自身。あまりいいピッチングもできていなかったし、ヒットと記録されていたが、自分自身のエラーも不運もありました」と振り返った。

 4連敗中のチームはこの日も攻守でミスを連発。バウアーは自身のプレーも含めて「優勝するチームの野球ができていなかった」とし、自身の気持ちについても「勝とう、勝ちたいと思って投げているので。そういった状況に対して、7、8、9回と深いイニングを投げたいという中、ああいう状況になってしまった。この状況に対して自分自身、腹が立った」と明かした。

 十二回、2死二、三塁で最後の打者となった戸柱は一塁にヘッドスライディングしてアウトに。バウアーの気迫が乗り移ったかのように感情むき出しとなり、悔しさを爆発させた。

 バウアーは降板後、気を取り直してベンチで仲間を鼓舞し続けた。試合後は落ち着きを取り戻し、「後半、チームとしてすごくいい野球ができていたし、ブルペンも自分の仕事をして、いい投球ができていた。後半はそうなるべく、誰もあきらめていない、投げやりになるのは簡単な展開だが、最後まで集中していい野球をやりきるというのが、(戸柱が)最後の悔しさを出したのにつながったのではないか」と、チームの姿勢を前向きに捉えていた。

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