履正社がノーシードから目指す4年ぶり夏の甲子園へ 森沢主将「新チーム発足以来、一番の状態にある」
第105回全国高校野球選手権大阪大会の組み合わせ抽選会が22日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。
ノーシードから4年ぶりとなる夏の甲子園への切符を狙う履正社の森沢拓海主将(3年)は「どこと当たっても初戦から戦う準備はできている。硬さは出ると思うが、その中で勝っていかないと大阪では勝てない」と7月15日に大阪公立大高専との初戦へ向けて気持ちを高めた。
今春のセンバツに出場したが、初戦敗退。春季大阪大会も4回戦で大商大高に敗れて姿を消した。「(センバツの負けを)引きずっていた部分もあった」と森沢主将。そこから切り替え、チームは課題としていた守備力と投手の制球力強化に励んだ。
夏へ向けてチームの状態は上向きだ。「新チーム発足以来、一番の状態にある」と確かな手応えを感じている。
今大会で負ければ3年生は引退となる。「春と同じ負け方をしないように、精度を上げていきたい」と森沢主将。初戦までに、さらにチームをレベルアップし、最高の夏にする。



