来日初完投勝利のDeNA・バウアー「ヨコハマサイコッチョー!」歌うように第一声 中4日でイキイキ「素晴らしい調子だった」

 来日初完投勝利を収め、捕手の伊藤(左)と抱き合うバウアー(撮影・伊藤笙子)
 お立ち台で「ヨコハマサイコウチョウ!」と叫ぶバウアー(撮影・伊藤笙子)
 試合後、ファンとハイタッチするバウアー(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA2-1日本ハム」(14日、横浜スタジアム)

 DeNAが3連勝を飾り、交流戦首位をキープした。トレバー・バウアー投手が9回3安打1失点12奪三振の来日初完投で3連勝。交流戦トップタイの3勝目、今季4勝目をマークした。

 ヒーローインタビューでは「ヨコハマサイコッチョー!」と歌うように第一声。誰が教えたのか、お笑いトリオ、ジャングルポケットのおたけのネタを披露した。「ファンの皆さんのおかげで最高潮です。(初の中4日に)いつもどおりだった。素晴らしい調子だった。早いカウントからスイングをさせることができて、守備もいい守りをしてくれた。伊藤が素晴らしいリードをしてくれた。本当は完封できていたと思うが、僕のせいで完封を逃した。伊藤には申し訳ない。ごめんなさい。最後まで投げ切って、ハグできたのは、久しぶり、素晴らしい気分だった。これからもたくさんできるようにしたい」と、冗舌に語った。

 チームは交流戦首位をキープ。「交流戦残り4試合、ぜひ球場で声援を送ってほしい。毎日グランドで全力つくして、楽しませるように頑張ります」と、ファンに呼びかけた。

 初の中4日での登板となったサイ・ヤング賞右腕は6回まで1安打と完璧な投球をみせた。初回に清宮に安打を許したものの、その後は力強いストレートと切れ味のある変化球を駆使し、6回までで1安打6奪三振の快投。六回2死でアルカンタラから空振り三振を奪った際には、ソードセレブレーションも披露した。

 2点リードの七回に4番万波にレフトスタンドに12号ソロを運ばれて失点。これで7試合連続被弾となった。

 それでも、その後も力強い投球を続けたバウアー。九回はファンからの「バウアー!」コールの中、マウンドに上がり、この日最速の156キロをマーク。最後まで衰えをみせず、きっちりと試合を締めた。最後に加藤豪から見逃し三振を奪うと、雄たけびをあげた。

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