東都2部・立正大 大阪桐蔭出身の田近が決勝打&好リード「楽な気持ちで入れた」3部との入れ替え戦回避に前進

 「東都大学野球2部、立正大5-3東農大」(16日、等々力球場)

 立正大が東農大に先勝した。リーグ戦初スタメンとなった田近介人捕手(2年・大阪桐蔭)が打っては決勝打を含む4打数2安打3打点、守備では先発・梅田健太郎投手(3年・横浜隼人)を好リードするなど攻守で活躍。3部との入れ替え戦回避に前進する大きな1勝に貢献し、「試合前から金剛監督が『これを逃したら入れ替え戦とか思わず気負うことなく』、といっていただいたので、楽な気持ちで入れた」と充実感をにじませた。

 2-2の六回、2死満塁。田近は「体が大きいわけじゃないので力勝負で来ると呼んで、思い切って打ちにいった」と内角直球を左翼へはじき返し、走者一掃の3点適時二塁打を放った。

 164センチと小柄だが、野球センスはピカイチ。金剛弘樹監督は「ピッチャーのいいところを引き出してくれるし、バッターのしぐさだったり、タイミングの取り方を見ながら配球できているなというのは感じる。野球センスというかそういう頭脳はたけている。(打撃も)良いところで打ってくれる。集中力があるので、今日は助かりました」と話す。

 今カードで勝ち点を挙げれば、3部との入れ替え戦は回避できる。ヒーローは「今日勝ったからといって明日簡単に勝てると思っていない。全員で束になって集中して戦えばおのずと勝利が見えると思うので、そこを意識して全員で戦いたい」と力を込めた。

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