慶応の清原氏次男・勝児 公式戦でセンバツ後初安打「気持ちも楽になった」途中出場で快音
「春季高校野球神奈川大会・準々決勝、藤嶺藤沢2-9慶応」(29日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
今春センバツに出場した慶応が藤嶺藤沢に七回コールド勝ちし、4強入りした。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男で慶応の勝児内野手(2年)はベンチスタートとなったが、開始直後に交代。「5番・一塁」に入り、公式戦ではセンバツ後初の安打となる二塁打を放つなど、3打数1安打だった。
3試合連続でスタメンから外れたが、試合開始直後の一回表の守備から出場。「左ピッチャーということがわかったので行きました」と、相手の先発投手に合わせて出場するかしないかが決まる珍しい形だったが「自分の感覚としてはスタメンで出るのと変わらないのでそこまで違和感なく試合に入れました」と、難なく守備をこなした。
打撃では2-0の三回、2死走者なしで、追い込まれてから低めの変化球を「なんとか食いついて当てられた」とうまく流し打ちし、右翼への二塁打で出塁。これが公式戦ではセンバツ後初の安打となり「打席数も少ない中で1本打てたのは気持ちも楽になりました」と振り返った。
次戦は関東大会の出場権がかかる準決勝に臨む。「自分の準備も最大限して、チームとしての準備もちゃんとして常に成長して今週より来週、来週より再来週と成長した姿を見せられるように頑張りたい。ここからどんどん調子を上げてチームに貢献したい」と意気込んだ。



