選手登録20人の城東が高松商との激戦制す 試合前ノッカ-務めた永野マネジャー「選手の集中力がすごい」

 タイブレークの末、高松商を撃破した城東
 四国大会でも試合前練習でノッカーを務めた城東・永野悠菜マネジャー
 四国大会でも試合前練習でノッカーを務めた城東・永野悠菜マネジャー
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 「春季高校野球四国大会・1回戦、城東8-6高松商」(22日、春野総合運動公園野球場)

 城東(徳島2位)が高松商(香川1位)とのセンバツ出場校対決をタイブレークの末に制した。6-6で迎えた延長十回表、1死満塁から8番・長谷鴻志郎内野手(2年)の右前適時打と押し出し四球で2点勝ち越しに成功。その裏は五回途中から救援していたエースの清重登揮投手(3年)が無失点で切り抜けた。2-5で敗れたセンバツでの東海大菅生戦を含む、昨秋からの公式戦連敗を4で止めた。

 試合後の新治良佑監督(35)は「昨秋の県3位決定戦から僅差で勝ち切れない試合が続いていた。21世紀枠という形ですけど甲子園を経験させてもらって、強豪校が相手でも頑張ったら何とか勝負ができると自信になった」と選手の成長に目を細めた。

 昨秋の四国大会準優勝の高松商を相手に序盤、中盤と2度もリードを許す展開から食らい付いての逆転勝利。センバツ同様に試合前にノッカーを務めた永野悠菜マネジャー(3年)は「選手の集中力がすごいです」と粘り強い勝ち方に感嘆していた。

 選手12人と女子マネジャーの部員13人で臨んだセンバツ後、新学期になって選手11人と女子マネジャー2人の計13人1年生が入部。今大会は「7番・左翼」でスタメン出場した背番号13の藤倉和人外野手ら1年生の選手8人が登録され、ベンチ入り選手20人と女子マネジャーで戦っている。23日の明徳義塾(高知1位)との準決勝もベンチが一丸となって全力で戦いに挑む。

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