市西宮が七回コールドで2回戦突破 中日・山本拓実先輩の8強へあと1勝 春季兵庫大会
「春季高校野球兵庫大会・2回戦、市西宮13-4高砂」(22日、G7 STADIUM KOBE)
市西宮が七回コールド勝ちで4年ぶりとなるベスト16に俊出。今夏の全国選手権兵庫大会の第1シード権を獲得した。
1点リードの六回に猛打を発揮。打者13人5連打を含む8安打で8得点を奪い、試合を決めた。吉田俊介監督は「序盤は少し流れが悪かったかなと思います。集中打は得意な子たちなので、劣勢になるとなかなか力を発揮できないというのが課題でもあったので。よかったかな」と選手らの奮起をたたえた。
目標は中日で活躍する先輩・山本拓実投手(23)の県ベスト8だ。下田弘太内野手(3年)は「秋もベスト8を目標に戦っていたので、あと1個勝てるようにしたい。先輩(山本)には刺激をもらえていますし、憧れでもあります。努力すれば、『市西』でもプロにいけるという自信にもなっています」と先輩が越えられなかった8強の壁を突破するために、まずは目の前の一戦に全力を注ぐ。



