「日本ハム３－４ロッテ」（１９日、エスコンフィールド）

　日本ハムが今季１６試合目で早くも２度目の４連敗。ロッテ戦は勝ち星なしの５連敗で、借金は８となった。試合終了の瞬間、新庄監督は悔しそうな表情をにじませ、取材対応せず引き上げた。

　初回をわずか７球で退けた先発・伊藤だったが、完璧な立ち上がりから一転、二回に井上に先制２ランを被弾。三回にはまたもミスが失点につながる。無死から平沢の内野安打を遊撃・谷内が一塁悪送球。無死二塁とされ、藤原の適時二塁打などで２点を失った。

　伊藤は６回５安打４失点（自責点は４）。今季３試合目の登板も初勝利とはならず、「ふがいないピッチングを続けていて申し訳ないです。心身ともに成長できるように１週間見つめ直します」と次回登板でのリベンジを誓った。

　打線は二回に水野の適時打で１点をかえしたが、三回から五回までロッテ先発・森の前に無安打。３点を追う六回は清宮の二塁打をきっかけに谷内の適時打で１点を返す。八回は万波が無死から左中間二塁打で出塁。暴投で三塁に進み、谷内の２本目の適時打で１点差とした。

　九回も松本剛、清宮の連打で１死一、三塁としたが得点を奪えず、あと１点が届かなかった。

　この日の入場者数は１万５８４３人。前日の１万６６０６人を下回る今季ワーストを記録した。