ヤクルト ドラ1吉村貢司郎 勝ち負け着かずも5回2失点「3回以降は落ち着いて投げられた」

 先発し、投げ込む吉村(撮影・田中太一)
 1回、秋山に右越え適時三塁打を浴びてプロ入り初失点の吉村(撮影・佐々木彰尚)
 2回、デビッドソンに左越えにソロを浴びた吉村(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト-広島」(2日、神宮球場)

 ドラフト1位のヤクルト・吉村貢司郎投手がプロ初登板・初先発し、5回2失点5奪三振。初勝利はお預けとなったが好投し、試合を作った。

 初回は味方の拙守もあり秋山に先制打、二回には新外国人のデビッドソンに来日初アーチを許して2失点。それでもマウンドで焦る様子を見せず、最速152キロの直球と多彩な変化球を駆使して、正確なコントロールでバッターを打ち取った。

 5回終了後にはベンチで伊藤投手コーチと高津監督に声をかけられ、ほっとした表情を見せた。降板後は広報を通じて「緊張はありましたが、立ち上がり失点してしまうとゲームの流れが良くないのでそこはしっかり反省していきたいです。3回以降は落ち着いて丁寧に投げられたので、3回以降のようなピッチングを立ち上がりからできるように練習していきたいです」と投球を振り返った。

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