清原和博氏「感動しかない」 息子の雄姿をネット裏から観戦「ナイススイング」

 慶応・清原勝児の応援に駆けつけた清原和博氏(撮影・伊藤笙子)
 次男・勝児内野手の安打に拍手する清原和博氏
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 「選抜高校野球・2回戦、仙台育英2-1慶応」(21日、甲子園球場)

 2回戦3試合が行われ、慶応は、昨夏王者の仙台育英に延長十回タイブレークの末、サヨナラ負けした。清原勝児内野手(2年)は「5番・三塁」で先発出場し、5打数1安打。甲子園に来場し、ネット裏の記者席上段から次男に熱い視線を送った父・和博氏(55)は、熱戦に「感動しかない。両チームの戦いに感動しました」と語った。

 二回、勝児が甲子園初打席初安打を放つと大喜び。席から立ち上がり、右拳で何度もガッツポーズを繰り出した。「一生の宝。本人も甲子園でヒットを打ったことはいい思い出になったと思います」と素直に喜んだ。

 十回2死満塁の絶好機は空振り三振に倒れたが「最後振りましたからね。ナイススイングですよ」と愛息の向かっていく姿勢を称賛。打席ごとに客席から送られた大きな拍手には「皆さんの声援は息子に届いたと思います。ありがたかったです」と心から感謝していた。

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