ソフトバンクは２０日、元阪神の中谷将大外野手（３０）が野球振興部スタッフとして新入団すると発表した。

　中谷は２０１０年ドラフト３位で阪神に入団。１７年には１３３試合に出場し２０本塁打を放つなど活躍したが、２１年途中にトレードでソフトバンクへ移籍。昨年１０月に戦力外通告を受け、１１月に１２球団合同トライアウトを受けていたが、現役引退を決断した。

　このニュースに「中谷引退」がトレンド入りし、虎党は涙。「ショック…」「衝撃的」「初めて買ったユニホーム６０番」「ロマンはあったのにな……」「プロの世界は厳しい」「さみしいです」「豪快なホームランとガッツあるプレーが好きだった」と惜しむ声で溢れた。また「おつかれさまでした」「地元の福岡で終われたのはよかったのかな」「第２の人生応援してます」と、エールも多く寄せられていた。

　中谷は２１日、インスタグラムを更新。「１２年間もプロの世界で野球する事が出来て本当に幸せな野球人生でした！」「日々勉強して色々な事を学んで、楽しくやっていけたらと思います」などと思いを記し、ソフトバンクと阪神のヘルメットの写真や、２球団でともにプレーしたチームメートとの写真を公開した。