プロ野球解説者の高木豊氏が１０日、自身のユーチューブチャンネルを更新。海外ＦＡ権を行使してソフトバンクに移籍した近藤健介外野手の人的補償として、日本ハムが指名したとされる田中正義投手について、「佐々木朗希に劣らぬポテンシャルを持った投手」と高評価した。

　高木氏は、田中が創価大３年時の２０１５年に行われた大学日本代表対ＮＰＢ選抜の試合で、プロ相手に７者連続三振を奪った４回無安打無失点の投球を「あれは素晴らしかった」と絶賛。

　「プロに入ってからは故障に泣かされたりしてるけど、ポテンシャルは素晴らしい。佐々木朗希が完全試合をした時の１３打者連続三振の時、（田中正義が）カブって見えたぐらい素質を持ったピッチャー。田中正義の力を持ってすれば抑えは務まる」とストッパーとしての適性にも太鼓判を押した。