落合博満氏 岡田阪神が「一番の台風の目」と分析「輪をかけてよりよい投手力を」

 元中日監督でプロ野球解説者の落合博満氏が8日、NHK「サンデースポーツ」に出演し「おしえて!!落合さん」のコーナーで、ファンの質問に回答。新シーズンは阪神が「台風の目」となると予想した。

 今季は4球団が新監督による新体制となった。注目球団を問われると「岡田監督ですね」ときっぱり。「優勝経験があることと、長年監督をやっていたので、どういう風に戦ったら勝てるかを知っている監督だけに、去年までの阪神タイガースのいい部分をどう伸ばしていくのか、足らない部分をどう補うのか。今までの経験の中で選手を作り上げることができると思う。阪神タイガースが一番の台風の目になるんじゃないかと思います」と分析した。

 基本的には「オーソドックスな野球でしょうね」と落合氏。前回優勝へと導いた05年時は藤川球児ら救援トリオ「JFK」を確立していたことを例に「6回までに勝っていなければ、阪神戦は勝てないくらいの野球をやっていた。奇抜なことをやるタイプの監督ではない。普通の野球を普通にやってくる印象の監督」と明かし「去年も投手力が良かっただけに、輪をかけてよりよい投手力を作り上げてくる可能性があると思う」と語った。

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