中田良弘氏が今季のDeNAを採点 「2位の要因は投手陣」「先頭打者固まればさらに怖い」
デイリースポーツ評論家の中田良弘氏(63)が、2022年のDeNAについて投、打、守、走を各10点満点で採点。2位に食い込んだ要因として強力打線はもちろん、投手陣の踏ん張りを高く評価した。
【投=8点、打=8点、守=6点、走=6点】※中田氏が各10点満点で採点
前評判通り攻撃力だった。ただ、リーグ2位となった要因は投手陣の働きが大きい。先発で言えば今永と大貫がそろって11勝で浜口が8勝。リリーフ陣は伊勢がリーグトップの71試合。エスコバーも70試合。特筆なのは山崎康の復活。守護神で37セーブを挙げた。
攻撃面は佐野、牧、宮崎といった中軸がしっかりとしていた。外国人選手のオースティンが右肘の手術で出遅れて、復帰は8月までずれこんだ。そんなチーム事情でも、相手に怖さを感じさせる打線だった。
来年のカギを握るのは1番打者だろう。最も多い79試合で先発した桑原を含めて計10人が1番に入った。トップバッターが固まれば来年のベイスターズは今年以上に怖くなる。


