ヤクルト・奥川恭伸 25%ダウンで更改「自分は何をやっているんだろう」 背番号18で再起目指す

 契約更改を終え、会見した奥川(代表撮影)
 契約更改を終え、笑顔も交えながら会見した奥川(代表撮影)
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 ヤクルトの奥川恭伸投手が5日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、25%ダウンとなる2700万円でサイン。今季の悔しさを初めて本人が言葉にし、来季からは背番号「18」に変更し、再出発を目指す覚悟を語った。(金額は推定)

 ケガに泣いた1年になった。昨季はチーム最多の9勝を挙げるなど、大きく飛躍。今季も3月29日の巨人戦で先発するなど、開幕ローテション入りをつかんだが、その試合を最後に右肘痛の影響で戦線離脱。リーグ連覇を果たし、日本シリーズまで進出したチームに最後まで復帰することができず、悔しい一年となった。

 手術を回避し、保存療法での復帰を目指す来季。球団からは「1軍のマウンドに戻ってきてほしい」と伝えられたと言い、色紙には『復帰』としたためた。

 また、「同級生や後輩が活躍するのをずっとテレビの前で見ていたので、見ながら、自分は何をやっているんだろうと思った時期もあった。今はとにかく前向きに、来季の復帰を目標にしているので、自分も来季同じグラウンドに立って、プレーしたい」と意気込んだ。

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