巨人・大勢 球団11年ぶり新人王 阪神・湯浅へ「2人でセーブ王争いを」
「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」(25日、都内)
同学年のライバルとの“一騎打ち”を制した。並み居る打者を圧倒してたどり着いた晴れのステージ。球団では2011年の沢村以来、11年ぶりの新人王に輝いた巨人の大勢投手(23)は「(阪神の)湯浅君や有力候補がいた中で取れたことがうれしいなと思います」とかみしめた。
今季は開幕から守護神に抜てきされ、57試合で1勝3敗、防御率2・05。DeNA・山崎、広島・栗林に並ぶ新人最多タイとなる37セーブを挙げ、チームに欠かせない存在となった。
11月には侍ジャパン強化試合のメンバーにも選出され、大きく飛躍。来年3月のWBCも見据える中「一生に一度のチャンスというか、一緒に野球をしたいという気持ちはあります」とエンゼルス・大谷との共闘も熱望する。
壇上では「湯浅君も抑えをしたいということだったので、来年は2人でセーブ王争いをしてファンの皆さんをワクワクさせていきたいと思っています」と宣言。ヤクルト・村上も加えた99年世代が球界をけん引していく。