広陵 あと一歩届かず 2年連続準優勝 “ボンズ”真鍋豪快2ランも悔し空砲

 「明治神宮大会・高校の部・決勝、大阪桐蔭6-5広陵」(24日、神宮球場)

 決勝が行われ、高校の部は大阪桐蔭が広陵に逆転勝ちし、2年連続2度目の優勝を果たした。中国勢初の神宮制覇を目指した広陵は2年連続で準優勝となった。

 頂点は遠かった。2年連続同カードとなった決勝の舞台もあと1点が届かず準優勝。“ボンズ”こと真鍋慧内野手(2年)は「チームが勝てなかったのが悔しい」と、表情を変えず、ただただ悔しさをかみしめた。

 主砲の一発も空砲に終わった。3-0の四回1死一塁。「狙っていた球を一発で仕留められた」と相手右腕が投じた140キロの直球を右中間スタンド中段に運ぶ豪快な2ラン。今大会2本目となる高校通算49号でリードを広げた。

 しかし、中盤に5点差をひっくり返された。1点を追う八回には世代屈指の好投手・前田から中前打を放ったものの、得点には結びつかず。「すごくいい投手でストレートのキレも変化球の精度も全然違った」と脱帽するしかなかった。

 両校ともに来春センバツ出場は当確しており、借りを返すチャンスはある。「2年連続で負けたので次のセンバツで勝って絶対にリベンジしたい」。冬を越え、一回りも二回りも大きくなって再び難敵と対峙(たいじ)する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス