巨人・原監督 松田宣浩にべた惚れ「マッチマッチ」「まぶしく感じていた」意外な部分を評価

 原監督(右)と一緒に背番号23のユニホームを手にする松田(撮影・佐々木彰尚)
 入団会見で意気込みを語る松田(撮影・佐々木彰尚)
 原監督(右)が同席する中、入団会見をする松田(撮影・佐々木彰尚)
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 今季限りでソフトバンクを退団し、巨人に移籍する松田宣浩内野手(39)が15日、都内で原監督同席のもと入団会見を行った。

 松田は「ジャイアンツの勝利のために一生懸命頑張りたい。これまでの経験を生かして頑張りたい。まだまだ熱く、元気にこれをモットーにやっていきたい。よろしくお願いします」とあいさつ。

 原監督は喜びを隠せず、「今日新たに松田選手、マッチマッチとそういう選手がジャイアンツの一員になってくれた点で喜んでいる。私が率直に思う印象はみんなに愛されて、親しみのある野球に対するガッツは非常にまぶしく感じていた」とべた惚れ。

 意外な形で、松田の姿を評価していたことも明かした。「昨今の選手は監督やコーチにあいさつを敵チームにする。球宴でも度々会って、彼は僕にあいさつ1つしなかった。我々の時代はそれが当たり前、それを見て非常にうらやましく感じていた。ソフトバンクへのチーム愛をすごく感じていた」と語った。

 松田から感じていたプロ、勝負師としての姿。「こびずに野球に取り組む姿はなかなか見られない光景。私は今回勝手に、交渉するときにそうそう話をする機会はなかったが、親しみのある選手で、レギュラーを狙ってくれという話をしました」と語った。

 レギュラー候補として期待するとともに、チームへ与える影響にも期待した。「野球人として、研ぎ澄まされたものと戦いながらやっている。そういうものをジャイアンツに教育し、技術以外の部分でも大事にしていることです。王会長とお話をして、マッチが巨人に来てくれそうですと、それはよかった。まだまだ彼はやる気がある元気だよと言ってもらえたことも、いいプロセスの中でできた」とうなずいた。

 松田は17年目の今季は43試合の出場で打率・204、0本塁打、7打点に終わったが、通算301本塁打、991打点の実績を誇る。球団は勝負強い打撃も売りのベテランが、必要な戦力だと判断した。

 代名詞は本塁打を放った際のパフォーマンス“熱男”。ムードメーカーとしても期待値は大きい。

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