楽天に清原獲得の可能性があった 元監督・田尾氏が裏話披露「オーナーから話がきた」

 楽天の初代監督を務めた野球解説者の田尾安志氏が24日、自身のYoutubeチャンネルを更新。中日、西武などで活躍し、楽天の初代編成部長を務めた広野功氏と対談し、清原和博氏を獲得する話があったことを明かした。

 楽天は創設1年目のシーズンを終えた2005年オフに、2年目は広岡達朗氏をGMで招聘(しょうへい)する方向で話を進めていたという。同時に、球団は巨人を退団していた清原の動向にも注目していた。

 広野氏は「営業部はお客を呼べるから(清原氏を)取りたいと言っていた」とし、田尾氏も「僕にも直接、どうでしょうか?って(三木谷)オーナーから話が来ました」と明かした。

 さらに田尾氏は「個人的にはいらないと思います。けども、人気がある選手でお客さんが呼べる。(年俸が)半額で取れるという話もあって、球団としてほしいのであれば取ってください。技術的に崩れているところはあるけど、直す自信はありますと言いました」という。

 しかし、GM就任で話が進んでいた広岡氏が猛反対したという。広野氏は「取らなかったというか、その時に広岡さんが大反対した。広岡さんとオーナーの中で、その問題がこじれて。(広岡さんは)GMにしようとする人の意見を絶対的に(オーナーは)聞くと思っている。チームを変えようとしているから譲らなかった。それで三木谷さんがカチンと来たんやろうな。それで白紙になった」と内幕を語った。さらにこれがきっかけとなり、広岡氏のGM就任も消滅したことも明かした。

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