二刀流・矢沢が貫禄投 日本ハムのドラ1公言後初登板8回2失点 日体大の勝利導く

 「首都大学野球、日体大7-2東海大」(15日、バッティングパレス相石ひらつか)

 投打二刀流の日体大・矢沢宏太投手(4年・藤嶺藤沢)が東海大戦で先発し、今季2勝目を挙げた。日本ハムがドラフト1位指名を公言後、初のリーグ戦マウンドで8回を3安打2失点。“ドラ1”にふさわしい投球内容で勝利に導いた。

 2-0の二回に2死二塁から2ランを浴びたが、三回以降は修正。「いつもより集中して投げられた。イニングを重ねるごとに感覚的にも良くなった」と変化球主体の配球で7三振を奪った。

 11日に日本ハムが1位指名を公言。「確定ではないので実感はないけど、評価していただいてすごくうれしい」と頬を緩めた。この日はバックネット裏から日本ハム・山本アマスカウトグループ長が視察し、「小柄だけど運動能力が素晴らしい。投打ともにプロに入ってから伸びると思うし、可能性のある選手」と絶賛した。

 日本ハムは大谷(現エンゼルス)など二刀流育成の実績がある。矢沢は「(面談で)スカウトの方と(投打)どっちも、という可能性を求めてもいいんじゃないかと話をした。どっちもやっている選手がいるからこそ、分かることがあると思う。自分を最大限生かしていけたら」。入団が実現すれば、自分の可能性を信じて才能を開花させる。

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