オリックスの“CS男”宗「気合です」 闘魂で今年こそ日本一「まずはCSを」
オリックス・宗佑磨内野手(26)が6日、CSファイナルS(12日開幕・京セラ)へ気合を込めた。「リーグ優勝の感覚はもう忘れました」と心はポストシーズンへ向けて走り出している。
最終戦まで優勝を争った2位・ソフトバンクと3位・西武、どちらが相手でも接戦は必至。プレッシャーのかかる対戦に「マジしんどいっす。あまりやりたくない」と笑わせた。昨年はロッテとのファイナルS第3戦、0-1の六回に一時逆転となる2ラン。日本シリーズ進出決定を呼び込んだ。大一番で真価を発揮した“CS男”は「引いたら終わり。気合です」と闘志を前面に出した。
この日、京セラドームで行われた全体練習では中嶋監督と話し込む場面もあった。笑顔を交えながらの会話を「バントのやり方についてです。バットの角度とか、そんな感じ」と説明。チーム一丸で昨年届かなかった日本一へ。「去年(ヤクルトに)負けているので。まずCSを勝ち抜かないと」と力を込めた。