反響呼んだNHK「テミスの-」 ラストシーンになぜ古川検察官はいなかったのか 公式Xが説明の感動理由

山崎樹範
NHKドラマ公式Xより
2枚

 10日に最終回を迎えたNHKドラマ「テミスの不確かな法廷」は、発達障害を抱える裁判官・安堂(松山ケンイチ)がラストに自分の思いを打ち明けるシーンが感動を呼んだ。前橋一家殺人事件の裁判に関わった全員がその訴えに聞き入ったが、その中に古川検察官(山崎樹範)がいなかった理由がドラマ公式Xで明かされた。

 最終回は、新たな証拠が出て来た前橋一家殺人事件の再審請求について、決議の日を迎える。すでに事件の犯人は死刑執行されており、再審請求が決まれば、無実の罪の人間が裁かれたこととなり、検察が吹き飛ぶような大問題に発展する可能性がある。

 そのため再審請求を認めれば、おそらく検察は即時抗告し、それを高裁が棄却すれば特別抗告し、それを最高裁が棄却して初めて再審裁判が始まる。門倉裁判長(遠藤憲一)は「10年、20年、下手したら30年かかる」と案じたが、門倉、落合(恒松祐里)、安堂ともに再審開始に賛成する。

 最後、安堂は法廷で自分が発達障害であることを明かし、「皆の普通を守る仕事に興味を持った、私も社会に必要とされたい」と裁判官を志した理由を振り返った。そして「司法が無実の人を殺した。それは同時に真犯人を野に放ったことを意味します。そして更なる悲劇が起こる」「私はそれが怖い」と訴え。「真実から目を背けていいのか。目を背けたら何が本当のことかわからなくなる」など、心の思いをすべてぶちまけた。

 その後、裁判に関わった弁護士、書記官、裁判官らを前に改めて「いつか、いつの日か特性は個性と言い切れるようになりたい」など涙を流して話すシーンがあった。そのシーンには古川検察官だけがいなかった。

 その理由について、ドラマ公式Xは「実は法廷で安堂の言葉を受け止めた古川は、『即時抗告はしない』と伝えるため、覚悟を決めて上司のもとへ向かったのです」と説明した。

 ネットでは「古川さんがいないこと、すぐ気付きました。上司のもとへ行っていたのですね」「それを示唆する演出が欲しかった」「古川さんがいらっしゃらないのは気付いてましたが、そういう理由だったんですね」「法廷で表情が変わってましたね。覚悟を決めて、清清しく美しい表情でした」「なんでいないんだろうと思ってました!このポストでわかってすごくすごく良かったです」などの声が寄せられていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス