福留孝介 今季限りの引退を発表「寂しさもありますけど、必ず誰しもが通る道」後輩から花束も
中日・福留孝介外野手(45)が8日、名古屋市内で会見し「私、福留孝介は今シーズン限りをもちまして、現役を引退することを決めました。この場で皆様にご報告させて頂きます。24年間、本当にありがとうございました」と話した。
「寂しさもありますけど、必ず誰しもが通る道だと思いますし。いずれ自分にもこの時が来るのは分かっているので、いよいよ来たなというところですね」と真っすぐに前を見て話した。
24年間を振り返って「これだけ好きな野球をやらせていただいて、自分の好きなように生きてきて、本当に楽しかったです」と涙はなく終始笑顔。「いろんな方にいろんなアドバイスをいただいて、それを一つ一つ自分で理解してかみ砕きながらちょっとずつ続けてこられたというのは、全てのことを一つ一つ続けてこられたというのは良かったんじゃないかなと思います」と振り返った。
会見の冒頭では、大島洋平外野手、大野雄大投手ら後輩8人が花束を持って登場。笑顔を見せるシーンもあった。
◇福留孝介(ふくどめ・こうすけ)1977年4月26日生まれ、45歳。鹿児島県出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。外野手。背番号9。今季推定年俸3000万円。PL学園から日本生命を経て、98年度ドラフト1位で中日入団。1年目の99年4月2日・広島戦(ナゴヤドーム)で初出場初先発(2番・遊撃)。首位打者2回、最高出塁率3回、MVP1回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞5回。08年にFAでカブス移籍後、インディアンス、ホワイトソックスでプレー。13年に阪神で日本球界復帰。21年から中日在籍。96年アトランタ・04年アテネ五輪、06・09年WBC日本代表。





