夏の甲子園優勝旗白河の関越え 仙台育英地元にV報告

 全国高校野球選手権大会で優勝し、東北勢として春夏通じて初めて甲子園大会の頂点に立った仙台育英高(宮城)の選手らは23日午後、仙台市に凱旋(がいせん)し、悲願の優勝旗が初めて白河の関を越えた。選手らはJR仙台駅で大勢の市民の拍手で出迎えられ、地元は歓喜に包まれた。

 新幹線で仙台駅に到着した選手らは午後2時55分ごろ、優勝の盾を手に中央改札口に姿を見せた。「おめでとう」「ありがとう」と次々に声がかけられ、五十嵐浩駅長が選手に花束を手渡した。

 選手らはその後、同高での報告会に出席。東北勢は春夏の甲子園大会の決勝で過去12度敗れており、須江航監督(39)は「13度目の正直だった。それだけ難しいことをやったんだと、選手たちも徐々に実感していると思う。みんなで喜びを分かち合いたい」と感謝の言葉を述べた。

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