全国高校野球選手権で、東北勢初の優勝を飾った宮城県の仙台育英・須江航監督が優勝インタビューで話した「青春って密」という言葉が、ネットで「流行語大賞に」との声が上がっている。

　深紅の大優勝旗がついに白河の関を越えた。仙台育英の須江監督は優勝インタビューで「宮城の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます」と切り出すと、コロナ禍で思うような高校生活を送れなかった生徒たちへ「青春ってすごく密なので。でもそういうのは全部ダメだダメだと言われて」「苦しい中で諦めないでやってくれた。それは全国の高校生が本当によくやってくれた」「ぜひ全国の高校生に拍手をしてもらえたらと思います」と涙をにじませながら話していた。

　この「青春って密」という言葉に感激した人も多く、ネットでは「『青春って密』という名言、流行語大賞に選んで欲しい」「今年の流行語は、須江航監督の『青春って、すごく密なんで』がいい」「青春は密　流行語大賞になりそうな位良い言葉」「流行語にしてもいいぐらいに良い言葉だ」「『青春って密』は名言だなぁ」など、流行語大賞入りを予想する声が多数。東北・青森出身の古坂大魔王もツイッターで「『青春は密』なので…。素晴らしいです。青春も初恋も余生も充実も密なんだよね」とつぶやいていた。

　また、なんどもメディアで連呼された「白河の関越え」も、流行語大賞ノミネートを予想する声が多数上がっていた。