ソフトバンク・和田が4勝目 下関国際に敗れた母校から刺激「あれが原点」
「ソフトバンク5-1日本ハム」(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクのベテラン左腕、和田毅投手(41)が5回3安打1失点にまとめて今季4勝目を挙げた。
試合後はお立ち台に上がったが、「今日は全然良くなかった。自分がヒーローではないと思っている。中継ぎの嘉弥真や松本に(お立ち台に)出てくださいと言ったけど、嘉弥真が髪の毛を切りに行くので時間がないからと断ったので、代理で僕がここに立っています」と冗談を飛ばしてファンを沸かせた。
苦心の投球だった。二回には1死一、三塁のピンチを背負ったが、三塁手・ガルビスの好守に助けられて併殺でしのいだ場面もあった。さらに、三回からはプレートの立ち位置を三塁側に変更。「何かを変えてキッカケをつかめれば」。五回からは元の一塁側に戻した。
「1つのことに固執しても仕方ない。綺麗に抑えてやろうなんて、今の時期はいらないと思っています」
今月16日には母校・浜田高校の応援のために甲子園に駆けつけた。下関国際に敗れはしたが、1つのプレーや1つのアウトにこだわる姿、最後まであきらめない姿勢に「感銘を受けた。あれが原点」と刺激をもらっていた。
チームは6月下旬~7月上旬に続いて、再びコロナ禍に見舞われている。しかし、和田は「負けても仕方ないという空気にしたくない。こういう時だからこそチーム一丸となって勝ち進んでいかないと。自分もその1つのピースになれるように頑張らないといけない」と力強く言い切った。


