巨人悪夢の今季ワースト6連敗 最下位の中日まで1・5ゲーム差 貧打深刻また3点以下

 「巨人1-6阪神」(21日、東京ドーム)

 巨人が今季ワーストの6連敗を喫した。これで阪神に対しては今季2度目の3タテを食らう事態となり、借金も同ワーストタイの7まで膨らんだ。最下位の中日がヤクルトに勝ったため、その差は1・5ゲーム差へと迫られる形になった。

 先発・シューメーカーが相手に流れを渡した。初回に自身のけん制悪送球などもあり、1死一、三塁のピンチを招くと、佐藤輝の左前適時打、糸原の中犠飛で2点を先制された。四回には島田にも中前適時打を浴びて、3点目を献上し、五回途中10安打3失点で8敗目を喫した。6月25日以降白星から見放されている右腕は顔をゆがめながらマウンドを降り、悔しさをあらわにした。

 打線は相手先発・才木に苦戦。フライアウトと三振を重ねていき、シューメーカーを援護できず、4点を追う七回には岡本和が5戦ぶりの一発となる24号ソロを放つも、反撃は続かなかった。連敗中はいずれの試合でも3点以下に抑えられており、得点力不足が深刻な状況となっている。

 最終回には5点ビハインドにも関わらず、守護神・大勢を投入した。8月14日・広島戦以来、7日ぶりのマウンドとなった新人右腕は1回を無失点に封じた。

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