大阪桐蔭・別所 快投!7回無失点「やるべきことを1つ1つ」

 「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭8-0上宮」(29日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪大会では準決勝が行われ、3年ぶりの甲子園出場を目指す履正社と、今年のセンバツ大会を制した大阪桐蔭が30日の決勝に進んだ。

 圧巻の投球でマウンドを支配した。大阪桐蔭の先発・別所孝亮投手(3年)が7回を投げて2安打7奪三振で無失点。2年連続となる決勝へ導く快投だ。

 最速150キロを誇る右腕の堂々とした投球に西谷浩一監督(52)も褒めるしかなかった。「100点。一番いい状態だった。真っすぐも力強かったですし、コントロールもよかった」と称賛の言葉を並べた。

 今春センバツでは背番号「1」を背負っていた別所。だが、今大会は川原嗣貴投手(3年)がエースナンバーを背負い、自身は「10」に変更となった。それでも「この大会は自分の我を出すときではない」と託されたマウンドで結果を残すことだけを考えてきた。

 昨秋の神宮大会、今年のセンバツに続く、夏の甲子園を制するためにも、まずは履正社との決勝だ。2008年に初めて決勝で対戦してから、3勝無敗と頂点を争う戦いでは負けていない。「やるべきことを1つ1つやりたい」と別所は平常心で決戦へと挑む。

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