日本ハム・上沢 骨折の可能性も「やばい、痛い」 右足に打球直撃で降板、病院で精密検査へ
「日本ハム1-0西武」(16日、札幌ドーム)
日本ハム・上沢が7回1/3を投げ、5安打無失点の好投で5勝目(5敗)。それでも試合後は、右足つま先付近に打球が直撃したこともあって、松葉づえをつきながら会見に姿を見せた。
初回に先頭の鈴木の右前打から2死一、二塁の危機を招くが、呉念庭を三飛に仕留めて無失点に抑えると、二回以降は安定感のある投球を展開したが、1点リードで迎えた七回だった。
1死、二塁のピンチでジャンセンの強烈な打球が右つま先の直撃。さらに左ふくらはぎ付近にも当たった。この打球で内野安打を許し、治療のために一時ベンチへ引き揚げるも「あんな場面で投げさせられる投手はたまったもんじゃないでしょうから」と続投した。
「痛くない投げ方を探しながら投げた」と1死一、三塁の危機で山田の遊直に三走・長谷川が飛び出し、併殺となり危機を脱した。
試合後には札幌市内の病院に直行。検査結果は17日以降に明らかになるが、「やばいです。めちゃくちゃ痛いです」とし、骨折の可能性についても「はい…」と濁した。7連勝のチームに漂う暗雲。いまは軽傷を祈るしかない。