「高校野球千葉大会・２回戦、千葉黎明７－３渋谷教育幕張」（１２日、袖ケ浦市総合運動場野球場）

　初戦となる千葉黎明が渋谷教育幕張を下し、３回戦に駒を進めた。

　千葉黎明は初回に２点を先制すると、三回２死一、三塁で６番・主将の金沢雄馬内野手（３年）が右中間に２点適時二塁打を放ち加点した。五回に２点を献上し４－２となったが、直後の六回、この回から代わった相手投手を捉え、３得点で流れを取り戻した。金沢は「初戦ということで自分も含めてがちがちだったけど、終盤につれてだんだんほぐれてきた。しっかり先制点をとれて、中盤、終盤にも点数をとれたのでよかった」と振り返った。

　次戦は前日に８２－０で１試合最多得点などの大会記録を塗り替えた千葉学芸と対戦する。ライバル校の試合は登録メンバー全員で、ライブ配信で見ていたといい、「結構、点数を取るなと思って。すごいな」と話していたという。主将は「（エースの）伊東が投げて自分たちは守り勝つチーム。やることは同じ。次の試合もやりきりたい」と力を込めた。