仏教大が明大に“リベンジ”のサヨナラ勝ち 3年ぶり4強入り 19年決勝と同カード

延長10回、明大・千葉の悪送球の間に二走が生還、サヨナラ勝ちし歓喜する仏教大ナイン(撮影・高石航平)
延長10回、バントで相手のエラーを誘いサヨナラを呼び込んだ仏教大・沢嵜(撮影・高石航平)
力投する仏教大・木村(撮影・高石航平)
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 「全日本大学野球選手権・準々決勝、仏教大3-2明大」(9日、神宮球場)

 仏教大(京滋大学)が延長十回タイブレークの熱戦を制し、明大(東京六大学)にサヨナラ勝ちし、3年ぶりの4強入りを決めた。

 同点で迎えた延長十回に無死一、二塁から始まるタイブレークに突入。仏教大は、プロ注目右腕・木村光投手(4年・奈良大付)が無失点で切り抜けて、サヨナラ勝利をおぜん立てした。

 その裏の攻撃で無死一、二塁から5番・沢崎一輝内野手が三塁側へバント。投手がゴロを処理し、一塁へ送球したが、高めに浮く悪送球に。その間に二塁走者が生還してサヨナラとなった。

 2019年大会決勝と同カードとなった一戦。仏教大は、当時4年生だった広島・森下暢仁投手(24)に抑えられ、1-6で敗れた。リベンジを果たす形となったが、田原完行監督は「予想していた展開ではなかったので、驚いています。明治さんを相手に雪辱とか、リベンジとかは一切ありません」と試合を振り返った。

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