「オリックス１－４中日」（２７日、京セラドーム大阪）

　オリックスは中日に敗れ、連勝とはならず。５月の負け越しが決まった。

　この日は、拙守が流れを変えた。０－３の六回１死二塁。先発・田嶋が阿部に中前打を許した。二走・三ツ俣は三塁でストップ。しかし、中堅・佐野皓がなかなか内野へ返球しない隙を突かれ、一気に本塁へ生還された。

　中嶋監督は「意味のわからないミスというか、ありえない」と怒り心頭。「内野に投げるべきでしょ」と当たり前のプレーができなかったナインを厳しく指摘した。

　先発の田嶋は結局、六回途中を４失点で降板。四回１死一塁では、ビシエドに２年連続の２ランを浴びた。「（田嶋は）良さそうには見えなかった。（フォークが）落ちなかったというのは、もったいない」と指揮官は振り返った。

　打線も九回に何とか１点を挙げたが、大野雄に完投負け。ここ数試合は打線につながりがあっただけに「ちょっと良くなったかなと思ったら、引っ張りまくる。工夫は絶対にできたはずなんですけどね」と打線にも首をかしげた。