ソフトバンクの41歳・和田毅が今季初勝利「チームが勝つのが一番」途中まで無安打も

 ロッテ戦に先発し、今季初勝利を挙げたソフトバンク・和田=ペイペイドーム
 4回ソフトバンク無死一塁、柳田が左中間に先制2ランを放つ。投手ロメロ=ペイペイドーム
 4回ソフトバンク1死一、二塁、柳町が左中間に適時二塁打を放つ=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク3-2ロッテ」(22日、ペイペイドーム)

 41歳のソフトバンク・和田毅投手が今季5度目の先発で今季初勝利を挙げた。

 六回2死までノーヒットノーラン。それまで許した走者は初回の四球の1人のみという快投だった。ロッテ1番・高部に初安打を許した後、続く中村奨に11球粘られて中越え適時二塁打を浴びた。ここで降板となったが、リリーフ陣が粘って逃げ切りに成功した。和田は5回2/3、2安打、5三振、1四球、1失点だった。

 「今日はドームが暑かった。予想以上に汗を多くかいた」ことで三、四回頃には足がつっていた。だが、それを感じさせなかった。

 イニング途中での降板を悔しがったが、41歳での勝利投手は球団では今井雄太郎に次ぐ年長記録だ。「勝ちは純粋にうれしいですが、投げた試合でチームが勝つのが一番。前回(5月5日)と今日勝てたのがよかった」。これまでも白星には恵まれていなかったが、今季防御率2.08とここ数年の中でも安定感が増している。

 次週からはセ・パ交流戦が始まる。歴代1位タイの交流戦通算26勝をマークしている左腕がセ・リーグ球団の前に立ちはだかりそうだ。

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