慶大・善波 2安打3打点 父は相手チーム明大の前監督も「気持ちは一定」

 「東京六大学野球、慶大7-4明大」(14日、神宮球場)

 1回戦2試合が行われ、慶大が首位の明大に7-4で先勝した。明大前監督の善波達也氏(59)を父に持つ慶大の力捕手(つとむ、3年・慶応)が4打数2安打3打点と活躍。先発した今秋ドラフト候補の増居翔太投手(4年・彦根東)は5回2/3を5安打3失点でリーグ通算10勝目を挙げた。

 大事な一戦で、善波が勝利に大きく貢献した。打っては4打数2安打3打点。守備では六回、2点差に迫られなお2死一塁と流れを切りたいところで二盗を阻止するなど、チームをもり立てた。

 父が監督を務めていた明大との試合については「意識してもいいことがないので、どことやるときも気持ちは一定。特別な感情なくやっている」とあくまでいつも通りだ。

 今春から正捕手を勝ち取り、堀井哲也監督は「投手をしっかりリードしてボールを捕って一生懸命やってくれればというところに一番期待している」。善波自身も「求められているのはしっかり守ること」と自覚を持っている。3季連続優勝へ、扇の要として守備からリズムを作っていく。

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